POINTER BROTHERSインタビュー ライヴでしか体感できないスリル感を共有する。

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POINTER BROTHERSインタビュー ライヴでしか体感できないスリル感を共有する。

村上”PONTA”秀一+中村キタローによる最強リズムセクション、天才プロデューサー&キーボーディスト森俊之、孤高のパーカッショニスト辻コースケ、国内屈指のトップミュージシャンによるライブバンド、POINTER BROTHERS。その日、その瞬間のスリルを感じさせてくれるライブは、ジャムの要素も含んでいる。キーボーディストの森俊之さんに、結成の経緯、そしてこのバンドとして目指すライブなどを聞いた。

 文=菊地 崇


––– まずPOINTER BROTHERSの結成の経緯をお聞きしたいのですが。

まず、辻コースケ君とポンタさんとキタローさんは、石巻で震災復興的なライブをやっていたという経緯があります。で、それとは別に、辻君からポンタさんと森さんとバンドをやれないかという話があり、それなら僕がベースはキタローさんという人がいるから、その編成で組まない?ってことになったのが最初でした。

ポンタさんとキタローさんには僕から連絡を入れ、即返事でオッケーもらい、それならこのリズムセクションが栄える曲を作ろうと思い、ライブ一本できるぐらいの曲を作っていきました。

––– 4人ではじめて音を奏でたとき、どんな感覚がありましたか。

やはり、独自のグルーヴとテイストを持っている4人なんで、その個性の交差がたまらなく面白かったです。それは今もそうです。

––– セットリストはどのように決めているのですか。また4人でプレイできる曲は、何曲くらい持っているのですか。

当初よりも、僕もキタローさんも曲をさらに書き出し、今では15曲〜16曲のレパートリーになってきました。また作ります。

––– ジャムもこのバンドの特長だと思っています。ジャムで大切なのは何でしょうか。

それぞれがアイデンティティを持って、各自が「自分らしく音で語れる」人とのジャムセッションは、本当に楽しいです。それでいて、人の出す音に敬意を持てて、レスポンス良く即興でアンサンブルができる人達が集まると、とてもスリリングでエキサイティングなジャムになると思います。そのまるでジェットコースターのようなアップダウンが心地よく作れた時、興奮は最骨頂に達します。それがリスナーに伝わり共有できれば、もう感無量です。

––– 4人が集まることによって、どんな音楽を目指しているのですか。

何かを目指すというよりかは、その日その日の感じがうまく音に出て、それがオーディエンス共々味わえて、この興奮を共有できれば最高だと思ってます。

––– 11月11日からツアーが行なわれます。ツアーによってバンドとして熟成されていくと思いますが。

以前九州ツアーをやった時もそうでした。日々いろんなことが成熟していきます。完全「生もの」バンドですので、その時その時の何かしらが、その時のみのサウンドとなるので、我々も今日どうなるのかが楽しみなぐらいです。

––– 作品(アルバム)を作る予定はないのですか。

できればいいですが、そんなバンドですので、音をパッケージするよりも生演奏のライブに来ていただくほうが、伝わる気もしています。

––– 音楽シーンを活性化させるためにも、よりライブの質が重要になってくると思います。POINTER BROTHERSにとって、ライブとはどのような存在ですか。

ライブバンドとは、一期一会というか、その時間、その場所、その空気、そこに一緒にいる人、ヴァイブス、そういういろんなファクターがあって初めてグッド・ミュージックになりえる、まるで生き物のようなバンドのことを言うと思うんですが、Pointer Bro.は、まさにそれを体現しているバンドだと思います。スリルがあり、やっている自分たちもどうなるのか想像もできないようなドキドキ感があり、それはまさにライブでしか可能にならないことなんだと思っています。そしてそれこそが、音楽の醍醐味のひとつでありパワーでもあると思うんです。

 

POINTER BROTHERS GO WEST TOUR

11月11日(水)@神戸CHIKEN GEORGE

11月12日(木)@京都RAG

11月13日(金)@大阪・心斎橋シネマチックサルーン

11月14日(土)@和歌山・安養寺

11月15日(日)@伊勢・CLUB RHYTHM

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