STEVE KIMOCK@代官山UNIT PHOTOレポート

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STEVE KIMOCK@代官山UNIT PHOTOレポート

 スティーブ・キモックが、2013年のフジロック以来、3年半ぶりにやってきた。今回のメンバーは、80年代から長きにわたって活動を共にしてきたボビー・ベガ(B)、2015年のグレイトフル・デッド・リユニオンでグレイトフル・デッドのメンバーとしてステージに上がったジェフ・チメンチ(KEY)、キモックの息子でありPHISHのマイク・ゴードンのツアーなどにも参加しているジョン・キモック(DS)。そしてゲスト・ボーカリストとしてレスリー・メンデルソンが加わっている。

 前回のPファンクのバーニー・ウォーレル、10年以上前のミッチやロドニーといったバンドメンバーも、キモックの音を表現するにはいいメンバーだったけれど、今回のメンバーが、もしかしたら個人的には一番好きかもしれない。ベースも、ドラムも、キーボードも、もちろんキモックのギターも、それぞれの音に神経を集中して聞いてもいいし、全体を感じてもいい。とにかく、テクニックとフィーリングが抜群だ。

 ファーストセットがジャズ、セカンドセットはファンク。そしてアンコールではキモックの美しいギターサウンドが響いた。

 これがジャム、これがライブという演奏を聴かせてくれた。音を浴びる。そんなスティーブ・キモックのライブ。多くの人に見て欲しいし、音を浴びて欲しい。特に若手ミュージシャン達に、アメリカのデッドカルチャーを受け継ぐ音の進行形を、直接受け取って欲しいと思う。

 ツアー最終日は横浜ベイホール。過去のキモックのライブツアーでは、そのツアー最高のショーが横浜ベイホールと称賛するファンも少なくない。どんなライブになるのだろう。最高の時間になることだけは間違いない。

写真=林 大輔

文=菊地 崇











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