STEVE KIMOCK@横浜BAY HALL PHOTOレポート 2017.01.15

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STEVE KIMOCK@横浜BAY HALL PHOTOレポート 2017.01.15

 日本ツアーの最終地点、横浜ベイホール。この場所とスティーブ・キモック(もしくはジャムバンド全体と言ってもいいかもしれない)の相性は良くて、そのツアーでもっとも評判の高いライブがベイホールであることが多い。大阪は参加していないので確かなことは言えないが、前夜の代官山とは数段グレードアップした音が、そこにあった。

 ファーストセットは、スティーブ・キモックの本骨頂とも言えるギターサウンドが奏でられた。ファンク調の「AFRICA」にはじまり、ラップスティールが心の琴線に触れたグレイトフル・デッドの「STELLA BLUE」、そしてファーストセットのエンディングは、もっともライブで聴きたいと思っていた「TONGUE N GROOVE」。セカンドは、ロック的なニュアンスが強くなる。オープナーはデビッド・ボウイの「SPACE PDDITY」で、代官山でファンからリクエストされていたデッドの「DARK STAR」へと流れはバトンタッチされて行った。

 他にも「SHINING STAR」「GOING DOWN THE ROAD」やジミー・クリフの「MANY RIVERS TO CROSS」など、そこにいるすべての人を楽しませてくれるに十分なセットリストだった。

 音を浴びる。このバンド、キモックのサウンドは、この表現が合う。音を浴び、音を身体のなかに受け入れる。このバンド、本当にいい。次回は野外で聴きたい。フジロック? あるいは朝霧ジャム? もっともっと多くの人にこの音を浴び、ライブの本質とは何かを感じてもらいたい。早い時期の再来日を願う。


 Steve kimock featuring Jeff Chimenti, Bobby Vega & John Kimock

with special guest vocalist/multi-instrumentalist: Leslie Mendelson

写真=林 大輔

文=菊地 崇















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