古来種ファーマーズマーケット 夏の種市@東京・吉祥寺 2013.8.3~4

オーガニック&エコロジー

古来種ファーマーズマーケット 夏の種市@東京・吉祥寺 2013.8.3~4

在来種にこだわって農を営む生産者らが一同に会するイベント、<種市>の第2回目が東京・吉祥寺で開催された。<夏の種市>と題された2013年夏。ナス、トマト、キュウリといった夏野菜を中心に、個性豊かな野菜たちが会場に顔を揃えた。

F1種や遺伝子組み換え作物がますます拡がりを見せようとしている今、これらの野菜を、ひいては私たちの食を守るにはどうすればいいのか。この重大トピックスについての考えを共有して深めるため、生産者、レストランオーナー、八百屋など、各分野で活躍しているゲストの方々を招いてのトークショーが開催された。種のこと、暮らしのこと、流通システムのこと、原発のことなど、さまざまな話が展開された。



そんななか、自家採種農業の先駆者のひとりである岩崎政利さんのトークショーで、感動的な一幕があった。岩崎さんが長崎から持参したカボチャと、過去にその種を岩崎さんに渡した男性とが会場で20年振りの再会を果たしたのだ。カボチャは男性の親戚が北海道で栽培していたものだったという。男性は手に取ったカボチャをしみじみと眺め、「この種を頂いた方の奥さんに、ぜひ種を送りたい」と語った。



このような素敵な種の物語を聞くことができるのも<種市>の魅力のひとつ。今後の<種市>では、どんな野菜の物語が聞けるのか、今から楽しみである。



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