居心地のいいバランス感を保つ北陸発信のフェス HOT FIELD 2014.08.30-31@黒部市宮野運動公園

フェス(祭り)

居心地のいいバランス感を保つ北陸発信のフェス HOT FIELD 2014.08.30-31@黒部市宮野運動公園

文・宙野さかな/写真・宇宙大使☆スター

とにかく、居心地がよく、気持ちいい。ゆるさと密度のバランスが絶妙のフェス。それは、会場の広さとファンのバランスもそうだし、繰り広げられるライブのバランスにも当てはまる。ゆるやかな傾斜の芝生が広がるメインステージ。ステージ近くにいけば、隣の人にいる人とぶつかるかもしれない程度の距離感で熱狂することが可能(フェスでは、「ぶつからない程度の距離感」が大切。満員のライブハウスじゃないんだから)。そして少し下がれば、芝生に寝転びながら音楽を聞くこともできる。


復活して2014年で3回目の開催となる。2012年は参加できなかったけれど、2013年に比べて着実にフェスとしての独自のスタイルができつつある。もちろん、日本海に沈む夕陽をステージ越しに見られるという最高のシチュエーションも、このフェスの大きな魅力だ。ただそれだけではない「ホットフィールド」というフェスが持っているホスピタリティが、参加する我々に浸透しているからこそ、そう感じさせてくれるのだろう。


クレイジーケンバンド、Chara × 韻シストBAND、SOIL & “PIMP” SESSIONS、シアターブルック× インディーズ電力、(仮)ALBATRUS、Nabowa、渋さ知らズ、Dachambo、SPECIAL OTHERS、GOMA & THE JRS…。フェスのラインナップに勝ち負けはないと思っているが、フェス好きなら誰もが楽しめるラインナップだ。ふたつのステージで、ライブは交互に行なわれ、すべてを見ることも可能だ。飲食エリアでも、十分にライブが聞こえてくる距離。キャンプインで参加するファンも確実に増えている。「頑張る」ことを強いるのではなく、気楽に自由でいさせてくれる時間。それが「ホットフィールド」が内包するバランスなのだろう。

残念ながら「最高の夕陽」を2014年は見ることができなかった。きっと2015年もまた参加しろよ、と天が言っているのだろう。


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