Natural High ! 10th Anniversary そして、ワークショップのすすめ 2015.5.22-24@道志の道キャンプ場

フェス(祭り)

Natural High ! 10th Anniversary そして、ワークショップのすすめ 2015.5.22-24@道志の道キャンプ場

文・片岡一史/写真・須古 恵

<ナチュラルハイ>、今年は記念すべき10回目となる。10年。主催者にとって、それはきっと長い道のりだったのだろう。毎回、道志の森キャンプ場で、ゴールデンウィーク明けの土・日で開催されてきた。何年前からだったろうか、最近は、金曜日に前夜祭も開かれるようになった。

この時期には〈道志〉に行く、というリピーターの方々も多いに違いない。今年、私たちがブースを設営した隣でも、「去年もお会いしましたよね」という会話も聞こえた。



その10回の<ナチュラルハイ>に、私たちは、おそらくほとんど参加してきている。最初の頃と変わったこと、変わらないこと、それぞれにあるけれども、変わらないこととしては、クラフトワークショップが充実していることだ。長野修平さんやBe Nature Schoolのブースでは、毎回、クラフトワークに熱中している人たちの姿がある。竹の箸づくり、アロマキャンドルづくりなど、普段、消費生活に慣れてしまっている私たちにとって、自分たちで道具を作るということに新鮮さがあり、作ったもののぬくもりが帰ってからも、イベントの思い出とともに、保ち続けられる良さがある。


撮影・WACCA編集部

私たちも、毎年、<ナチュラルハイ>の時期になると「何をやろうか?」という話題が出る。竹の箸づくり、飯ごう炊爨、<ナチュラルハイ>ではなかったけれども空き缶でアルコールバーナーづくりをやったこともあった。

ワークショップをやる側も、参加している方々の真剣さに引き込まれていくおもしろさがある。

それがクセになり「はて、今年は何をやろうか…」と思い悩んだ。

カメラマンであることもあり、普通に、写真を撮ろうかということになった。昔、使っていた大判カメラ、4×5カメラを引っ張り出してきて、そのカメラでインスタントフィルムを使って撮影する。本当だったら4×5サイズのインスタントフィルムで撮影したかったのだが、ほとんどが生産中止。ブローニーサイズのインスタントフィルムでやることにした。さらにインスタントフィルムだけだと1枚しか残らないので、デジタルカメラでも撮影し、CDを渡す。

スマホがこれだけ充実している時代に「写真を撮る」というのは、ごく普通の行為で、それをわざわざ頼みに来ないだろうと思っていたのだけれども、実際やってみたら、意外に好評だった。

数名のグループは、「跳んでるところを撮ってくれ」と言う。撮影しているのを見ていた人たちが、私たちも撮りたいと参加してくる。


ポラロイド撮影・片岡一史

好評だった理由はいくつかあるだろうけれども、今回一番良かったことは、自分にできることをできるようにやったということなのだろう。これまではワークショップ的なことを探していたんだということに気がついた。

もしかしたら、これって、誰にでもできることなのかもしれない。そういうワークショップがフリーマーケットのようになったらおもしろいだろうな、と思った。たとえば、整理することが得意な人は「お財布整理ワークショップ」をやる。掃除が得意な人は「テントの掃除ワークショップ」をやる。「イベントDEナンパ術ワークショップ」なんていうのがあってもおもしろいかも。来ている一人ひとりが、さらにイベントを作るスタッフになり、イベントができあがっていく。さらにそれが社会に反映されていったら……。

<ナチュラルハイ>10年、おめでとうございます。そして、さらに次の10年へ!

LJ039

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