いよいよフジロック2015が目前にせまってきた。どんなライブが繰り広げられるのか。どんな体験が待っているのか。胸を踊らせている人も多いだろう。いっぽう、オレンジコートが無くなったこともあって、「今年のフジロックのラインナップってどうかな?」という声も聞こえてきた。けれど、やっぱりフジロック。緑豊かな自然のなかというシチュエーションで、「最高」の時間を感じさせてくれることは間違いない。2015年フジロックのLj編集部おすすめ来日アーティストをご紹介。
1 ライアン・アダムス
現代アメリカを代表するシンガー・ソングライター。10年前にフジロックで来日したものの、豪雨と雷という悪条件で、持ち時間途中でステージを終わらせてしまった。それは、自分のパフォーマンスができなければ、ライブを止めることも辞さないというこだわりの現れかもしれない。ここ5年ほどは持病でライブができないという状況が続いていたけれど、見事に復帰。ピーター・バラカンさんも、今年一番見たいアーティストとしてあげている。
2 オブモンスターズ&メン
人口30万人のアイスランド出身のポップバンド。2012年にリリースされたファーストアルバムは全米で初登場6位を獲得。その後、コーチェラ、ロラパルーザ、ワカルーサなどのアメリカのビッグフェスに相次いで登場を果たした。ルーツミュージックをポップにアレンジして提出してくれる。マムフォード&サンズやアーケイド・ファイアの系譜といったらわかりやすいだろうか。
3 ギャラクティック&メイシー・グレイ
フジロックには何度もやってきているニューオーリンズ・ファンクの雄、ギャラクティック。ジャズはヒップホップなども融合した独自のスタイルを作り上げている。今年はソール/R&Bシンガーのメイシー・グレイをフィーチャリング。メイシーのハスキーボイスとギャラクティックのファンクがどう進化し融合するのか。
4 ボビン
かつて日本をベースに活動をしていたボビン。現在は故郷のネパールに戻り、ネパールと日本を繋ぐ活動をしている。ネパールは今年4月に大地震によって大きな被害を受けた。フィールドオブヘブンには、ネパールを支援するブースも設置される。ボビンの歌を聞いて、ネパールと日本の未来を考えてみる。これも、フジロックだからこその時間だ。