百年つづく海の上の音楽祭、瀬戸内海の自然を感じるフェス。島フェスインタビュー

フェス(祭り)

百年つづく海の上の音楽祭、瀬戸内海の自然を感じるフェス。島フェスインタビュー


瀬戸内海の小豆島で開催される<島フェス>。「百年つづく、海の上の音楽祭」をコンセプトに、瀬戸内海の自然を満喫してほしいと2011年に立ち上がったフェスだ。船でしか行くことができない島でのフェス。それは特別な時間が待っているに違いない。開催が目前にせまったなか、<島フェス>代表の丸尾誉さんにインタビュー。


–––– どんなフェスにしたいと考え立ち上げたのでしょうか?

コンセプトは「百年つづく、海の上の音楽祭。」穏やかな瀬戸内海の海のように、豊かに続き、愛されるようなフェスに時間をかけながら育てたいと思って2011年、震災の年に始めました。

–––– オーガナイザーから見る今年の特長は?

5周年目ということもあって、ひとつの節目だと思っています。毎年恒例の企画「前夜祭は全野菜BAR」「サンセットシーカヤック」「そうめん流し」などは継続して取り組みますが、今年は大トリのNabowaのステージの後、フィナーレで高木ブーが再登場して出演者総出で「いい湯だな」を大合唱、というのを目玉企画で考えています。「さよならするのはツラいけど」でお客さんが全員号泣すると思われます。また、前夜祭ではフォークダンスで盛り上がったあとに夏の終わりをかみしめる「線香花火大会」(打ち上げ花火ではなく打ち下げ花火…)というのも見どころのひとつです!書ききれません…。

–––– 会場の小豆島ふるさと村の特長を教えてください。

ここはまさに海の目の前にある空間で、道の駅でもあり海の駅でもあるという素敵な場所で、観光地としても人気です。この穏やかな瀬戸内海に守られて、音楽に揺られ、食べ物やお酒に満たされる。そんな、まるで時間が止まったような空間がこの会場の魅力です。


–––– 瀬戸内の魅力とは?

瀬戸内海の多島美豊かな風景は「世界の宝石」と評されるほどで、実は日本ではじめて国立公園に認定されたほどの、世界に誇る自然景観です。とにかく波の穏やかな光景や、そこに行き交う船、人々の穏やかな暮らしが魅力で、訪れる旅人たちを魅了します。地元の人すら気付けていないかもしれない、その当たり前に存在している穏やかさこそが最大の魅力だと思っています。<島フェス>は、この魅力を世界にも発信できるような海の上のフェスでありたいと思っているのです。

–––– はじめて参加する人のために、<shima fes SETOUCHI>の楽しみ方を教えてください。

何よりも、島に着くまでの青空(晴れていれば…)と青い海を感じながら、船に揺られる時間をぜひ楽しみながら島にお越し頂きたいです。そしてお帰りの際も、「日本の夕陽百選」にも選ばれる美しい小豆島の夕焼け(晴れていれば…)を感じながら、夏の終わりを楽しめます。とにかくフェスそのものはもちろんですが、島に着くまで、そして島からの帰り道の、海の上の時間をとにかく楽しんで、そして島フェスを自由に全身で楽しんでほしいです。シーカヤックしながら海の上から音楽を感じたり。とにかく海とともに笑顔になれるような、そんな光景を思い描いています。


–––– 今年で5回目の開催になります。多くの見どころがあると思いますが、「今年はこれを感じてほしい」こととは?

これについては毎年同じなんですが、音楽を感じながら、見上げれば空、振り向けば海、な、この瀬戸内海という空間や時間を何より感じてほしいです。そして今年はフェスならではの、みんなで一緒にやる、という取組みを特に重視しました。フォークダンス、線香花火大会、「いい湯だな」大合唱、アーティストのセッション企画など。みんなで海をこえてこの<島フェス>に訪れた、その、ここにしかない時間というものをぜひ海とともに楽しんでいただきたいです。

–––– 「百年つづく、海の上の音楽祭。」とありますが、どんな100年後を思い描いていますか。

今と変わらぬ、昔と変わらぬ、この穏やかな海が守られ、続いていくような日々をいつも思い描いています。人間はがんばっても百年くらいしか生きられませんが、この自然は、昔からずっとそこに在り続けている命です。人間が自然とともに、寄り添い、受け入れながら、生きていけるような日々が百年先も続くことを、この海を眺めながら、思い描き続けていきたいと思っています。


shima fes SETOUCHI

開催日:8月29日(土)〜30日(日)
会場:小豆島ふるさと村(香川県小豆島)
出演:曽我部恵一、Nabowa、高木ブー、A Hundred Birds、城南海、Peace-K、THE ラブ人間、toconoma、THAMII、ほか

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