福島の子どもたちに野外で元気いっぱいに遊んでもらいたい。青空camp、猪苗代で初開催!

フェス(祭り)

福島の子どもたちに野外で元気いっぱいに遊んでもらいたい。青空camp、猪苗代で初開催!

東日本大震災後、福島の子どもたちに野外で思いっきり遊んでもらおうという思いでスタートしたのが<青空camp>。2012年から富士山のすそ野の朝霧高原で開催されてきたが、会場を福島の猪苗代湖湖畔に移して初開催される。<青空camp>のオーガナイザーにインタビュー。

 

–––– 今まで5月に朝霧高原で開催されてきた<青空camp>。なぜ今回、東北の猪苗代で開催することにしたのですか。

2013年、2014年は福島の子供たちに何かできないかということで、少しでも保養になればと考え支援金を募って子供たちを<青空camp>へ招待していました。

しかし時が経つにつれ、関心も薄れ招待するのが難しいのかなと。それは、支援金を集めることも、招待する人を集めることもです。本当は遠くに来なくても、もっと近くで安心して遊べる場があれば、そちらのほうがいいのではないか、近くで遊べる場のひとつに立候補できればいいのかなと思い猪苗代での開催に至りました。

また、これまでは福島から朝霧までが距離として遠すぎたのかなと。危ないとか、そうではないとかWEBの情報に振り回されないように、実際に行ってみようと。距離が近くならないと見えてこないものがあるのかなと考えたからです。

僕らはイベントを開催することくらいしかできないし、朝霧の<青空camp>のように単純に楽しい場が作れたらいいなというのが一番です。

–––– 東日本震災の翌年に2012年にスタートした<青空camp>。どんな思いで立ち上げたのですか。

やはり震災がきっかけですね。不謹慎な発言かもしれないけれど、人って簡単に死んでしまうんだなと。いつ死ぬかわからないんなら、自分のやりたいって思ったことをやったほうがいいなと。それまではなんとなく流されて生きてきて…震災後に気付かされました。あとは福島の事故です。あの電気は東京の自分たちが使っていた電気だと知り、自分のこれまでの無関心さが本当に腹立たしかったです。そこに対しても何かできないかと。自分たちのやりたいことをやって、それが支援につながればいいなと。そのふたつの思いがあって初めたのが<青空camp>です。


–––– オーガナイザーから見る猪苗代での<青空camp>の特長は?

フェスというよりは、「キャンプ+音楽」という感じですね。家族や仲間とキャンプして、お酒飲んで、みんなで作ったもの食べて、そこに音楽があるなんて、最高じゃないですか?夜には、キャンプっぽく焚き火を囲んで出演者と飛び入り参加OKで、一人一曲ずつ歌を回していくミュージックリレーみたいなものをやろうと思っています。さらに地元福島で開催されている<DANCE MUSIC FUKUSHIMA!>のメンバーの協力のもとチルアウトなDJブースも用意しました。ゆったりとみんなで楽しめる空間になると思います。

–––– 会場の天神浜オートキャンプ場の特長は?

なんといっても猪苗代湖と磐梯山の景色と自然ですね。天神浜の湖水浴場が隣にありますので、暑ければ泳げますし、湖の向こうに沈む夕日がとてもキレイだし、夜は満点の星空だし。郡山からちょっと来たところに、こんなに素晴らしいところがあるんだ!と思いました。あと空間線量ですが、僕が持っている線量計で測ったら、僕が住んでいる東京都内と同じくらいでした(あくまで素人が測った数値ですので、判断はご自身でお願いします)。


–––– 2日目にはライブが予定されていません。それでも2日間の開催というのは、キャンプにこだわっているからですか。

そうですね。自分の中の勝手なイメージですが、キャンプがないとフェスって感じがしないんですよね。あとは、お酒飲みたいし、飲んでその場で寝られるっていいよなあと。それから2日目にライブやっていると、途中で帰らなければならないってこともあるじゃないですか。それって、嫌だなーと。自分たちがいいなって思える形を考えたら、キャンプインで2日目はライブなしという今の形に落ち着いています。今後はわからないですけど。あとは、キャンプをすると、ゆっくり時間が取れるかなと。普段は、なんだかんだで忙しいので、リラックスする時間を皆さんに作ってほしいなあと思っています。

–––– 参加者にこのフェスでどんなことを受け取ってもらいたいですか。

よくイベントやっているって言うと、聞かれるんですよ。「それって儲かるの?」って。この言葉って、今(震災前)の日本を象徴しているなって。その言葉に象徴されるものとは、反対ものを感じてほしいです。僕にだって、矛盾とかいろいろありますけど、それを超えたところにある、みんなで楽しい場を作っていこうという空気を、スタッフ、出演者、そしてお客さん、みんなで一緒に吸って吐いて、作っていきたいですね。

 

 青空camp

開催日:9月5日(土)〜6(日) ※ライブは9/5のみ

会場:天神浜オートキャンプ場(福島県猪苗代)

出演者:ハンサム判時大介、堤晋一、Rhythm Of The Rain with 鴫原哲也(SARATOGA)、炎舞師 yasu、HISA、DMF(DANCE MUSIC FUKUSHIMA!)presents Sunday Chill Out

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