コミュニケーションを生むアートという魔法。ARTh camp 2014 11.1-2@新潟 マウンテンパーク津南

フェス(祭り)

コミュニケーションを生むアートという魔法。ARTh camp 2014 11.1-2@新潟 マウンテンパーク津南

文=加茂 光/写真=宙野さかな

紅葉のピークを迎えた新潟県津南町で今年も開催された<ARTh camp>。このイベント最大の魅力は、なんと言っても会場に展示されるアートだ。



美術館などでアートと対峙するとつい頭で理解しようと構えてしまうが、自然のなかでは五感が刺激されるからか感覚的にアートを受け入れることができる。会場には絵画やオブジェが展示され、夜になると照明が灯され会場は体感型アート空間へと変貌する。遊歩道を歩きながら森のなかのインスタレーションを眺めるうち、「この時間と空間を思いっきり楽しもう!」というメッセージを受け取ることができたような気がした。それは、言語によるコミュニケーションよりもストレートに胸に響いてくるものだった。



そして、この感覚を人と共有したいという衝動が会話を生み、焚き火やお酒の力も相まってコミュニケーションの輪は広がっていく。子どもたちが積極的に関わっていく姿も印象的だった。会場内を散歩する佐藤タイジ氏に駆け寄り、「ライブ、かっこよかったです!」と話しかける子や、ライブペインティング中のGravityfreeに質問をする子たち……。一番楽しんでいたのは、ダイレクトにアートのメッセージを受け取った彼らだったのかもしれない。アートや音楽は人と人を繋ぐ力もあるということを、<ARTh camp>は教えてくれる。



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  Lj 37号(2014.12.25)

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