【楽木祭・インタビュー】ツリーハウスが見える芝生広場で、ゆったりした時間を。

フェス(祭り)

【楽木祭・インタビュー】ツリーハウスが見える芝生広場で、ゆったりした時間を。

伊豆の稲取で開催されるローカルフェス「楽木祭」。ツリーハウスクリエイターの小林崇さんが作ったツリーハウスを多くの人に見てもらいたいという思いからスタートした。芝生が広がるエリアには、ゆったりした時間が流れるという。伊豆稲取楽木祭実行委員会・委員長の田村佳之さんに楽木祭にかける思いを聞いた。


––––  どんなきっかけで楽木祭を始めようと思ったのですか。

東伊豆町稲取の山あいに、クロスカントリーコースがあって、そのコース内の芝生広場に2012年の4月にツリーハウスが完成しました。私は仕事柄、町役場に行くことも多く、2011年の夏過ぎには、来春ツリーハウスができるという情報をキャッチしました。そのツリーハウスを手掛けるのがあの小林崇さんだということも合わせて。

小林さんは東伊豆町稲取の出身なので、当然と言えば当然ですが、自分の町に小林さんのツリーハウスができるのかと興奮しました。その後、場所が決まって現場を見に行ったときに思いました。「ここで音楽イベントをやりたい!」って。

前々から、WINDBLOW、GREENROOMやNatural Highに行ったりして、いつか地元で小さくてもいいからフェスでお客さんをこの町に呼びたいなと思っていたので、「今しかない!」という思いで立ち上げました。

あとは、町の方でもツリーハウスを建てた後の活用計画というのが特になく、町の中でも、「税金を使ってこんなもん作って…」という否定的な声が多かったんです。せっかく小林さんが手がけるツリーハウスができるのに、町の負の遺産みたいになるのは嫌だなと思いましたので、町にお客さんを呼びたいという思いは、徐々に「ツリーハウスのあるこの芝生広場を知ってほしい。ここに地元の人も観光客も来てほしい」と思うようになりました。

今となっては、楽木祭の動画がきっかけとなり、「RAINBOW DISCO CLUB」という大規模フェスもこの場所で開催されるようになり、ある意味ひとつの目的は達成された気はします。


––––  会場の東伊豆町クロスカントリーコースは、どんな特徴がある場所ですか。

常設のクロスカントリーコースというのは日本に2つしかないそうです。森の中のアップダウンのきついコースで、1周5キロです。コースのスタート地点の両脇約400メートルには100本のソメイヨシノがあって、満開の時期は本当に壮観です。第1回の楽木祭はその桜の開花時期を狙ったのですが、見事に散った後でした。

また、途中には伊豆諸島と稲取の街並みを見渡せる絶景ポイントもあって、天気が良ければ水平線から昇る朝日を望むことができます。そんなコースの途中にツリーハウスと芝生広場、昨年には芝生広場の隣に親水公園もできて、子供連れの家族がピクニックに来るようになりました。

–––– 開催は1日ですが、その日にキャンプインすることは可能ですか。

できます!もともとは、キャンプ場ではないので、設備は整ってないのですが、普段はキャンプできない場所を町から特別な許可を頂いて提供します。通常サイトとオートキャンプサイトで50サイトの限定となってます。キャンプした方に案内して、クロスカントリーコースの絶景ポイントまで散歩して朝日を観たいと思います。

稲取は温泉地なので、楽木祭で楽しんだ後に温泉旅館に宿泊するというのもお勧めです!

また、翌日の25日(日)には、楽木祭の会場がそのままフリーマケット「GREEN FOREST MARKET」の会場になります。泊まった後にそのままフリーマーケットも楽しめますし、稲取港では、「伊勢海老漁解禁感謝祭」というのも開催され、伊勢海老釣りができたり、伊勢海老の味噌汁が格安で販売されたりしますので、ぜひキャンプでも旅館でも、宿泊して頂いて翌日も楽しんでもらいたいと思います。

 

––––  飲食は物販の出店はあるのでしょうか。

あります!飲食ブースが10店舗、物販等のブースが8店舗出店します。

–––– 楽木祭の特徴を教えてください。

まず、会場の雰囲気が抜群にいいです!森に囲まれた芝生の広場とシンボルのツリーハウスがあって、それだけで十分絵になる場所なんです。地元の有志が集まってやってるので、予算がないのは確かなんですが、だからこそ、会場の装飾やライティングなどは、場所の良さを活かして本当に最低限にしています。

マイ箸・マイカップ持参をお願いしてます。イベント全体で、できるだけゴミが出ないようにしたいと思っていますので、ご来場頂く皆様には、ぜひご協力をお願いしたいと思います。

ステージは、今回ミュージシャンのライブのみです。自分たちがこの場所で聴きたいと思うミュージシャンと地元で活動してるミュージシャンのラインナップになってます。フェスだといろんなアーティストが観れる楽しみはあるんだけど、出演時間が割と短かったりするので、だいたい1組60分の演奏時間を取って純粋に音楽を楽しんでもらいたいと思っています。90分というワンマン並みの演奏をして頂くミュージシャンもいます。

芝生広場は数千人規模のイベントにも対応できる広さはあるんですけど、そこを広々と贅沢に使わせてもらうので、子供たちがサッカーをやったりして駆け回っています。

大人も芝生に寝転がってのんびりしてて、本当に時間がゆったりと流れてる感覚になります。フェスって結構、体力勝負な所があると思うんですけど、本当に保養になると思います。日本のフェスの中でも「ゆるさ」ならランキング上位に入る自信があります!目指せ「ゆるフェス」日本一!

–––– ここで、どんな時間を過ごしてほしいと思っていますか。

自然の一部になるような感覚でリラックスして、ステージも食事も楽しんでほしいですね。あとは、お客さん同志でどんどん交流して友達になってほしいです。ローカルの小さい規模のフェスなので、年に1回、実家に親戚みんなが集まる、そんな「田舎の実家」みたいなフェスだと思ってます。毎年1回、この楽木祭で「お~!元気だった?!」という会話が会場内の至る所でされてたら本当に嬉しいです。


伊豆稲取楽木祭

開催日:9月24日(土)

会場:東伊豆町クロスカントリーコース芝生広場

出演:Spinna B-ILL、東田トモヒロ、モミーFUNK!、EELMAN、kosato & spicy sound monsters、他


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