自分の手で作り、値段を付け、売る。そこから生まれる交流。とおかまちてづくり市インタビュー

ローカル(日本)

自分の手で作り、値段を付け、売る。そこから生まれる交流。とおかまちてづくり市インタビュー

自分たちが住んでいる町を楽しくし、町の外からも足を運んでもらいたい。そんな思いからスタートした<とおかまちてづくり市>。自らの手で作り、値段を付け、販売する。そこでしか誕生しない交流が、そこで生まれる。オーガナイザーであり、十日町でOMAKEというショップを営む田中博史さんにインタビュー。


–––  2009年にスタートした<とおかまちてづくり市>。どんなきっかけではじまったのでしょうか。

自分たちが住んでいる町を少しでも楽しくして、外からお客さんが遊びに来てくれるようなイベントを作りたかったんです。最初は音楽のイベントなども考えましたが、子供からお年寄りまで楽しめるイベントって何だろう?と考えた時に、<てづくり市>が一番なんじゃないかと思いました。

自分の好きなものを買う、というのはどの年代でも楽しめる事のひとつですよね?各地ではクラフトフェアなども開催されていて、それ自体はとても楽しいし、質の高いものをたくさん見ることが出来て凄いなあと思うこともたくさんあったのですが、お値段がどれも高かったこともあり、悩んでなやんでひとつも買えずに帰って来た時に、なんだか少し寂しかったんです。

それに、ここ十日町は昔から着物の産業が盛んだったせいか、手芸や縫物などをされる方も多く、近所の年配の方や身近な人が面白いものを趣味で作っている人が近くに多かったんです。

趣味なのに素晴らしいクオリティのものも多く、面白いアイデアのものもたくさんありました。でもそれを自分で眺めたり友達にあげたりするだけで終わっている、それがとても勿体ないとも思いました。

そこで、作ることを仕事にしているプロだけではなく、自分の趣味として作ったものを販売したり、多くの人に見てもらうための場所として<とおかまちてづくり市>を立ち上げました。


–––  開催当初は、出展してもらうに際し、どういう人に声をかけていたのですか。

初めは知り合いなどにお願いして参加してもらったり、友達つてに紹介をしてもらったり、自らほかのイベントに行って出店をお願いしたこともありました。

–––  今年で7回目の開催となります。何らかしらの変化は感じていますか。

回数を重ねるごとに認知度も上がり、出店募集をするとかなりたくさんの方々に応募を頂けるようになりました。

–––  オーガナイザーから見る今年の特長は?

毎年変わらずこのイベントに来てくれるみんなが楽しめるイベントになるように心がけています。大人や子供それぞれが楽しめるワークショップがあったりして、ただてづくり品を見たり買ったりするだけでなく、来場者が「作る」ということに参加出来る、一日楽しめるイベントです。

–––  今年の出店数は? また出店者は新潟の方が中心ですか?

飲食、ワークショップを合わせて約100店舗くらいです。新潟だけでなく、全国各地から出店をして頂きます。


–––  出展者と十日町の方、あるいは出店者と出店者が交流する場であることも、このイベントの大きな魅力だと思っています。

このイベントの特徴は、どんな小さなものでもその人のこだわったものを販売するということで、そのテーマは特に設けないという点だと思っています。アクセサリーや陶器、木工などはもちろんのこと、野菜、醤油味噌などの加工品、パン、布小物から種を使った作品まで本当にジャンルを問わず色々な方にご参加頂いています。それぞれのこだわりをお客さんに伝えながら交流をするというのがこのイベントの最大の魅力かもしれないと思っています。

子供がワークショップで作ったもので楽しそうに遊んでいる光景、お年寄りがインドカレーを不思議そうに食べている光景、出店者と来場者が話している光景。それらすべてが笑顔に繋がっているイベントです。


とおかまちてづくり市

開催日:10月25日(日)

会場:越後妻有交流館キナーレ(新潟県十日町市)

入場料:無料

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